どうしてサイベリアンと暮らしているのか?サイベリアンが魅力的な猫だから、、というのはもちろんです、しかし私たち家族とサイベリアンを繋いだ最初のきっかけは、よくあるケースにはなりますが、家族の猫アレルギーです。
【現在の家族構成】
サイベリアンのあまおう、まぐぷる+平凡なサラリーマン夫婦
※秋からネヴァマスカレード(命名:おせち)が家族の仲間入り予定ですが、一先ず今は2猫2人家族です。
家族が猫アレルギーであるということをきちんと認識したのは一緒に暮らし始めてからで、自分自身の詰めの甘さにしょんぼりした記憶があります。しかしどうしても猫との暮らしを諦めきれずありとあらゆる情報を求めネットの海を彷徨う中、どうやらアレルゲン物質Feld1が非常に少ない猫種がいる…そんな情報にたどり着きました。すべての人がアレルギーがでないわけではないのはもちろんのこと、それでも家族は猫アレルギーの検査結果でもさほど重度ではなかったこともありまだ可能性はあるかもしれない、と検索を続ける日々でした。
※下記pdfのためスマホだとダウンロードしてしまうかもしれません
◆https://pdfs.semanticscholar.org/8b90/dadb142b37d9a94d2d79613105019e35a3bb.pdf
ネットで調べている方は同じようにサイベリアンなどの猫種にたどり着いているかと思います。(※もちろんアレルギー関係なくその猫種が純粋に好きで暮らしている方も沢山いらっしゃるとは思います)
アレルゲン物質が少ない猫を調べたことなどなかったため、アレルギーがあっても一緒に暮らせる可能性がある猫がいるんだ!ということで非常に嬉しくすぐにサイベリアンを迎えるべく動き出しました。ただ、まだその頃は心の中ではずっと純血種を買うのか…?という気持ちがあったことは否めません。
-私は家を出るまで、小さいころからずっと一緒に暮らしてきた猫がいました。その子はもうかなりの歳になりましたが、今も老化に伴うあれこれを除けば大病もなく実家で元気に過ごしてくれています。
非常に小さな状態で譲渡会に出されていた可愛い白い子猫でした。こんなに可愛いのに保護猫の会に出されてしまうなんて…うちに来て幸せになれるといいな、などと思いながら家を出るまで家族みんなで可愛がってきました。その頃の私はペットをお金出して買うなんて、、こんな可愛い子が沢山保護されているのに、と思いペットショップへご飯やおもちゃを買いに行くたびに、物凄く愛らしい顔をした猫や犬を見て癒されると同時に、生体販売というところに心が締め付けられるような思いだった記憶があります。
純血種を迎えることにはなるが、今の生活を考えるとそれがベストな選択だろう、とその後はサイベリアンを迎えるためにリサーチを続けました。そしてピンと来た子がいたとあるブリーダーさんのところへお邪魔することになりました。そこではこれまで見たこともないような大きな猫が出迎えてくれ、度肝を抜かれたことを覚えています。
実家の猫とは比べ物にならないサイズ感、そして理解できないほど初対面の自分たちに甘えてくる…。猫って普通知らない人が来たら椅子の下や高いところなどに隠れるのでは?と驚きながら猫ちゃんたちと遊びました(みんな凄く活発で人懐っこい)。
その後何度か見学をさせていただき、ブリーダーさんと様々な話をしました。ペットショップで売れるように適当な掛け合わせで販売されている猫に憤りつつ、一方自身もたとえきちんと管理した元であっても生体販売していることをエゴだと仰り、、、純血種を選んで飼う、そんな猫と暮らしたいという自分の思いもただのエゴだと思っていた私はそういった意見に賛同し、素敵なブリーダーさんに出会えたな、と、この猫舎で猫を迎える運びとなりました。
私たちが選んだ猫舎では、お迎え時期ははきちんと子猫に社会性を学ばせることのできる3か月以降、ワクチンも2or3回接種後(抗体ができるまでは時間がかかる)、と条件を厳しく設定していたため少し大きくなってからのお迎えとなりましたが、当日までわくわくしながら待機したことを覚えています。
我が家へ来てくれてからはもう家族で愛でてばかりいます、本当に人懐っこく、甘え上手な可愛い猫です。ブリーダーさんはサイベリアンのことを、猫ではないなにか、と形容していましたが、仰る通りだなと思っています笑
所謂猫的なツンとした猫もとっても可愛くて大好きですが、サイベリアン、まさしくこの子たちは猫ではない何か、、、これまでの猫の概念が覆る猫でした。
色んな思いはありましたが、こんな素敵な猫に出会えて、私はとっても幸せです。
(まだ少し小さい頃のあまおう。かわいい。)
あまおうを迎え、その後まぐぴを迎え、そして秋には3匹目のサイベリアン(ネヴァマスカレード)が我が家にやってきます。
3猫とも、今後ともよろしくね。
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