先日、猫の腎不全治療薬の開発を目指した研究をされている下記記事を読みました。Twitter等でもかなり拡散されており、東大基金にも大反響があったというニュースも。
ネコを飼った経験のある人の多くはご存じだろうが、ほとんどのイエネコは高齢になると腎臓病を発症する。そして、腎臓の機能は一度失われると回復せず、長く苦しむネコも少なくない。愛猫家の心を痛めるこの問題で、発症の原因を解明し、治療法を開発したのが…https://t.co/haVRkuq0sU
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 10, 2021
基金へのリンクはこちら。
東京大学基金
私もかなり少額ですが基金への寄付を行いました。自分の支援したい!と思えるところに直接声を届けられるのって、素敵なことですよね。
AIM製剤が実用化したら、従来IgMに捉われ機能発現できずにいたAIM(タンパク質)が尿管内で正常に働き、血液中の老廃物をろ過、体外へ排出、といった腎臓本来の機能を失うことなく歳を重ねることができるようになる、とのこと。
猫は個体差もありますが5歳ころから段々と腎臓の方にも気を使わなくてはならなくなる子が多いですよね。現実的に全員が全員腎臓病になって即どうなる、というわけではなく進行を遅らせる薬であったり毒素吸着をしていったりと対処法はあるものの一度悪くなった猫ちゃんの腎臓は機能回復が難しいのが現状。
例え対処療法やフード管理の徹底等で長生きしてくれても、やはり苦しまずに過ごしてもらいたいものです。
2日で3000万円という規模の寄付金が集まるのも納得です。
我が子に健康な状態で長生きしてほしいというのは勿論のこと、世界中の猫ちゃんが苦しまず健やかに過ごせる日が来るのを夢見て。
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